減築で叶えたリビング階段のあるナチュラルテイストの家
一戸建て
神戸市東灘区
旗竿地(細い路地の奥まったところにあり、周辺が住宅に囲まれている土地のこと)に建つ再建築不可の一軒家。1995年に3階部分を増築したのち賃貸に出していましたが、借主の退去に伴い息子さん夫婦が住むことに。そこで思い切って3階建から2階建に減築し、吹き抜けのある明るい住まいに生まれ変わらせました。
吹き抜けにもうけたトップライトと南側の窓から、上下階に光が降り注いで、お施主様も「こんなにも明るくなるんですね!」と驚かれたほど。2階に設置したルーバーは、天然木の素材感が視覚的に心地よいだけでなく、他家が近接している窓からの視線を遮ってくれたり、上に登れば窓掃除の足場にもなるなど、一つで何役もこなすすぐれものです。
ダイニングキッチンは、メトロタイル(ニューヨークやパリの地下鉄構内に使用されている白い面取りタイル)をあしらって明るく清潔感たっぷりに。
しっかりと断熱をほどこしたことにより、夏は上階のエアコン1台、冬は下階のエアコン1台で住まい丸ごと快適に。さらに防音性も高まり、ジャズピアニストであるご主人の演奏も安心して行えます。
DATA
- 所在地
- 神戸市東灘区
- 家族構成
- ご夫婦
- 構造
- 木造一軒家