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こんなんやっちゃいました!case01-真鍮で作ったキッチン

家と暮らしのエトセトラ

ハニカムラボは、「こんなんやってみませんか」という遊び心を、お客さまと一緒につくりながら共有しています。今回は「真鍮キッチン」。ありそうでなかった木と真鍮の組み合わせ。出来上がるまで、そしてお客さまが住まれてからの軌跡を追ってみましょう。

目次

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「こんなんやっちゃおう!」ハニカムラボの精神

オリジナルの製作家具を数多くデザイン・製作しているハニカムラボ。そこには、代表ゆかわの「お客さまと一緒につくる」という思いが隠れています。見かけない素材の組み合わせをしてみたり、古いものをそのまま生かしてみたり。既製品にとらわれない遊び心あるものづくりをお客さまと一緒に共有したいのです。

真鍮の絶妙な色味をこの長屋に取り入れたい

キッチンをデザインするとき、目をつけたのは真鍮のもつ絶妙な色味。真鍮のもつ赤みがかった黄金のような絶妙な色味をこの長屋に取り入れたらどうなる?!と、心が躍ります。

ところが、真鍮は酸化しやすいという特性があり経年で黒ずんだ色に変色していくため、水回りに使っても大丈夫?という疑問も浮かんできます。まずはお客さまに、真鍮のデザイン性の良さと、素材の特性によるリスクを丁寧に説明しました。

やってみよう!という好奇心に変わる瞬間

お客さまとの話し合いが進む中、やはり勝ったのは「やってみよう!」という挑戦心でした。黒ずみが生じるかもしれないという心配も、どうなるか見てみたいという好奇心にいつしか変化していたのです。

こうして生まれた新しいスタイルの真鍮キッチン。実際の使い心地や経年変化はいかがでしょうか。お客さまとの密かな実験が、住まいが完成してからもずっと続いていく。住むことの楽しさはこういうところにあるのではないでしょうか。

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